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🏝️ 男木島での生活について

男木町 ↑男木島の集落です


まず男木島の生活に関する全般的な情報は、男木島生活研究所が詳しいです。
網羅的な情報が欲しくなったら、是非アクセスしてください。

ここでは自分の主観に基づいて、生活についてのどちらかというと「感想」を書いていきます。

観測者の属性

以下に記述するものが感想なので、まず観測者の属性を羅列しておきます。

  • 30代男性
  • Webエンジニア(リモート勤務)
  • 神奈川県出身 → 大学以降東京
  • 配偶者あり・小学生の息子1人
  • 労働はデスクワークしかしたことがない
  • インドア派
  • 体を動かすのは好き

なんとなく想像つきますでしょうか?
一言でいうと「自転車通勤してそうなITエンジニア」かなと思います。

感想

上記の観測者が男木島で暮らした結果、総合してめっちゃ良いなと思っています。
人におすすめしたくなるレベルです。

以下に具体的な評価ポイントを記していきます。

ポジティブな評価

「田舎の良さ」的な、よく言われそうな類のものはここでは割愛します。

島だけど光回線が来ている

男木島にはフレッツ光の回線が来ています。
「スーパーハイスピードタイプ 隼(上下最大概ね1Gbps)」です。

リモートワーカーにとって回線は生命線なので、これは大きいです。

想像していたより便利

「離島」という響きから想像していたより、かなり便利に生活できています。
以下に具体的な便利ポイントの例を挙げます。

40分フェリーに乗ると都市部に出られる

香川県の都市部である高松まで、フェリーに40分乗ると出られます。
フェリーの移動は例えば電車と比べてかなり楽で、コンセントやテーブルもあるので、普通に仕事しながらでも移動できます。

フェリーからの夕日
フェリー移動は景色も楽しめる魅力がある。写っているのはオリーブライン。
Amazonで買ったものが大体普通に届く

大体の商品は追加送料もなく、お届け日が本土よりプラス1日くらいで届きます。

JAで最低限の買い物ができる

最低限の食材はJAで買うことができます。
離島だからといって、食生活が危うくなるとかそういうことはありません。

学校が楽しそう

まず前提ですが、男木島には保育園・小学校・中学校があります。

息子は小学校に通っているのですが、学校を楽しみにしています。
自分は学校が嫌いだったので、ちょっと想像できないです。

おそらく少人数制の学校で、授業の進行も個人の融通が効きやすいのが良いのかなと思っています。
私も息子も一人でじっくり探求タイプではあるので、合ってるのかなーという印象です。

ここは性格によって好みが分かれるかなと思います。

学校学校からの眺め
緑豊かな校舎校庭からの眺め

集落のほぼどこからでも、瀬戸内海の景色を楽しめる

まず瀬戸内海の景色ですが、 内海なので波が穏やかで癒やされます。
さらに男木島は集落全体が傾斜地に位置しているので、家から出たら大体どの家からもすぐ海が見られるのと、そもそも室内から直接海を眺められる家も多いです。

仕事の合間にちょっと外を眺めるだけでリフレッシュになります。

定期的に体育館で運動できる

2週に1回程度、島民が体育館に集まって運動しています。
バドミントンやバレーボール、その他自由に運動しており、楽しんでいます。

地域のコミュニティ

田舎のコミュニティ = 保守的・排他的っていうステレオタイプがあるかと思います。
男木島に移住して驚いたのは、コミュニティが合理的なことです。

合理的に感じた理由としては、おそらく地域課題が比較的明瞭化・共有されているからかなと思います。
それにコミットしてくれればオッケーみたいな、そういう意味ではちょっと企業っぽいですね。

活動も活発で、田舎・過疎・寂しいみたいな雰囲気は感じません。

ネガティブな評価

「コンビニがない」的な、よく言われそうな類のものはここでは割愛します。

蚊の活動時期が長い

暖かくて過ごしやすい反面、冬期を除いて蚊が活動しています。

猪が出る

猿や熊などの野生動物は出ませんが、猪が出ます。
直接的に襲われたなどの話は聞きませんが、主に農作物を荒らされたりの被害があります。

逆に、捕まえて食材として活用している猟師さんも居ます。

冬の風が強い

冬場は風が強いです。
強いと言っても危険とかそういう強さではなく、ちゃんと厚着すれば大丈夫です。
ただし冬以外が暖かく油断しているので、その感覚のまま外に出ると驚きます。