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雨漏りの応急対応

作業概要

大雨が降ると、室内にポタポタと水が落ちてくるようになってしまいました。
水が落ちてくる地点と屋根の様子から、雨漏りの原因となっている箇所を大体特定できる状況だったため、その部分にブルーシートを設置して対応することにしました。

屋根屋根裏
乱れた瓦屋根裏に雨漏りの跡

ブルーシートを設置する位置について

基本的には雨漏りしている箇所にブルーシートを設置するだけですが、ブルーシートより上の屋根が集めた雨水が、ブルーシートの下を通らないよう注意が必要です。
具体的には以下のような設置を行います。

ブルーシート設置の際注意すべきこと

ブルーシートの固定方法について

今回は紐を使って固定することにしました。
重しを使ってブルーシートを固定することも検討しましたが、以下の理由により見送っています。

  • 対象の屋根は道に面しており、万が一重しが落ちてしまうと危ない。
  • そもそも屋根の構造物自体が傷んでおり、これ以上重くして負荷を増やしたくない。

作業について

極力屋根に登りたくなかったので、棒で押したり紐で引っ張ったりを駆使して作業しました。
家を一周する形で紐をかけたのですが、電線を避けたりの取り回しが面倒だったので、外壁にフックでも打ち込んで固定した方が楽だったかなと思っています。

作業の様子。後ろの方でめおん(フェリー)がちょうど出入りしているのが可愛らしい。
ブルーシート
なにはともあれ無事にブルーシートを設置できた。
屋根の上での作業について

屋根は一見登りやすいように見えますが、実際に登るのは以下の理由により大変危険です。

  • 瓦は屋根材の上に置いてあるだけなので、簡単に滑り落ちる。
  • 瓦は焼き物なので、体重をかけると割れる。
  • 屋根の構造物自体が傷んでいるので、一部崩落したり、踏み抜いてしまう可能性がある。
  • バランスを崩したときに掴めるところがない。瓦を掴むとそのまますっぽ抜けてしまう。

対応の結果

作業後に何度か大雨が来ましたが、無事に雨漏りを防ぐことができています。
水の流れる方向だけ気をつけていれば、意外とざっくりでも水の侵入は防げるという学びがありました。

なお今後は恒久対応として、ちゃんとした屋根工事を予定しています。