でんせつの草刈リストを目指して - はんにんまえ編
かけだし編より一年が経ち、装備や立ち回りが少し変わってきたため、アップデート内容を主に書いていこうと思います。
草刈機本体について
これまではエンジン式を使っていたのですが、バッテリー式に変更しました。
バッテリー式の草刈機はエンジン式と比較して、静かで低振動です。
40Vモデルであればエンジン式と比較してもパワフルですが、しっかり使うのであれば18Vだとパワー不足です。
またモーター駆動ならではの機能として、刃を逆回転させることができます。
これが意外と便利で、絡まったツタを手元の操作だけで外すことができます。
デメリットとしては、長時間作業や電源が遠い現場には不向きです。
継続して作業するのであればバッテリーは最低3つ必要で、1つ使っている間に2つ充電する運用になります。
混合油さえあれば稼働できるエンジン式と比較して、この点は不便です。
チップソーに代わるもの
チップソーを使う機会が減りました。
わりとすぐにチップが丸くなったり欠けたりするのと、チップソーでない方が作業効率が良いケースも多いと感じています。
ナイロンコード
オレゴンのナイロンコード3mmを使っています。
強度的には生えてから1, 2年の笹は問題なく刈れるぐらいです。
セイタカアワダチソウが群生しているようなところだと作業効率が落ちるため、後述のシュレッダーブレードを使用しています。
チップソーと比較すると、草の根本に当てなくても当たったところから細かく砕いて吹き飛ばしてくれるため、草の寄せに神経質にならなくて済むというメリットがあります。
また階段や石垣の側など、硬いものの近くで使っても安全です。
飛散物が多いというデメリットがありますが、慣れてくると回転のどの部分を当てるかで、どの方向に飛散させるかをある程度コントロールできます。
使ってみて分かったコツとしては、ナイロンコードは高速回転させた方が、低速で慎重にやるより断線しにくいです。
断線するのは大体、低速回転時にコードが硬い茎に絡まって、根本から千切れてしまうパターンです。
高速回転している場合、茎にヒットするのがよりコードの先端になるのと、そもそも一撃で茎を断ち切れるケースも増えるので、絡みにくくなります。
シュレッダーブレッド
ナイロンコードと同様に当たったところから対象物が吹き飛んでいくため寄せが不要で、かつ直径2cmくらいの枝でも余裕で断ち切ることができます。
ただし硬いものにぶつかった時の反動や破壊性が大きいので、ある程度安全が確保できるところでしか使えません。
またバッテリー消費が最も激しいです。
使っているとすぐ刃こぼれしますが、チップソーと違って2箇所研げばいいだけなので、メンテすればかなり長く使えます。
手袋について
防振手袋を1年使ったことで、大体どの部分に負荷が集中しているかが分かりました。
自分の場合は親指と人差指の間のゴムがボロボロになりました。
現在はその位置にソルボセインのシートを貼り付けて運用しています。
本体をバッテリー式にすることで振動が減ったのも加わって、かなり振動を低減することができています。
まとめ
装備を整えることによって、草刈り体験がかなり向上しました。
刈りやすいフィールドであれば、ストレス解消にもなる良いアクティビティだなと思っています。
レッツエンジョイ草刈りライフ!